この写真と同じアングルの写真は二度と撮れないに違いない。
撮ったのは1999年秋、場所はタ・プロームの回廊の屋根の上だ。 当時、観光客は今ほどは多くなかったし、遺跡を監視するAPSARAのスタッフの姿もなかった。だから、それはやってはいけないことだったのかもしれないが、私のように遺跡に登るようなひともいた。なちなみに1990年代末の年間旅行者数はおよそ20万人、2006年は170万人だという。こういう状況下で、遺跡の回廊の屋根をわたり歩く体験はもはやできない。そればかりでなく遺跡という存在そのものがどんどん遠くなっていく。
by cambodiablog
| 2007-11-11 09:54
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